研究期間 |
2013/04/01
~
2016/03/31
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研究課題 |
集合知の認知・生態学的基盤 |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
日本学術振興会 |
研究種目名 |
基盤研究(A) |
研究者・共同研究者 |
亀田 達也,中丸 麻由子,高橋 伸幸,犬飼 佳吾 |
概要 |
本研究は、近年、生物学領域と情報科学で大きな注目を集めている社会性昆虫の「群知能」に関する知見を参考にしながら、人間の集合行動における「集合知」の発生可能性について検討した。社会性昆虫であるアリの研究者と連携し、不確実性状況における資源探索行動について、アリのコロニー40程度(1コロニーの個体数は平均200個体くらい)と、ヒト集団40程度(1集団あたり200人くらい)における集合的な情報探索パターンの違いを実験的に検討した。検討の結果、アリ集団に比べて、ヒト集団は頻度依存的な同調バイアスを強く示しやすく、そのことが環境変化に対する可塑性を低くしていることなどが明らかになった。 |
PermalinkURL |
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25245063/25245063seika.pdf
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