カメダ タツヤ KAMEDA Tatsuya
亀田 達也
所属 明治学院大学 情報数理学部 情報数理学科
職種 教授
研究期間 2014/04/01 ~ 2018/03/31
研究課題 道徳認知と社会的認知の統合的哲学研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
研究機関 東京大学
研究者・共同研究者 信原 幸弘,亀田 達也,鈴木 貴之,立花 幸司,唐沢 かおり,松元 健二,太田 紘史,樫 則章
概要 道徳判断と道徳的動機づけがどのようにして道徳認知と社会的認知の相互作用から生み出されるかを明らかにするとともに、その哲学的意義を導き出した。道徳的善悪の理性的認知と感情的認知はともに他者の意図の理解や他者の視点との相互作用を経て、道徳判断と道徳的動機づけを生む。ここから哲学的意義として、道徳判断は状況の道徳的価値の認識であること(認知主義)、道徳判断それ自体に動機が含まれること(内在主義)、道徳的行動は状況のあり方に強く影響されつつも、行為者の性格(徳)のあり方にも左右されることを導き出した。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26284001/26284001seika.pdf