研究期間 |
2015/11/06
~
2018/03/31
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研究課題 |
共感性の進化・神経基盤 |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
日本学術振興会 |
研究種目名 |
新学術領域研究(研究領域提案型) |
研究機関 |
東京大学 |
研究者・共同研究者 |
長谷川 壽一,菊水 健史,駒井 章治,渡辺 茂,亀田 達也,村山 美穂,大槻 久,尾仲 達史,大西 賢治 |
概要 |
補助期間後半から導入された本基金を利用し、2年半の間に予想以上の成果をあげられた。1)新たな国際共同研究の推進。主な成果は、①社会情報が集合知の発生をどのように規定するかを数理モデルを用いて解明、②チンパンジーのバソプレシン受容体遺伝子型がヒト同様に突発性攻撃や良心と関連することを解明、③マウスの痛み情動伝染モデルを用いた実験で、共感性の起源的機能である情動伝染は母子間の間で育まれることが示唆された。④幼少期の母子間のインタラクションは、帯状回オキシトシン神経系を発達させ、社会性や社会記憶を促進することが示唆された。2)若手研究者を海外ラボで修行させ、結果1名の当該ラボへの就職に繋がった。 |
PermalinkURL |
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-INTERNATIONAL-15K21739/15K21739seika.pdf
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