ミゾブチ マサキ MIZOBUCHI Masaki
溝渕 正季
所属 明治学院大学 法学部 政治学科
職種 准教授
研究期間 2008 ~ 2010
研究課題 レバノン・パレスチナにおける政治変動とイスラーム主義運動:権力闘争とその戦略
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 特別研究員奨励費
研究機関 上智大学
研究者・共同研究者 溝渕 正季
概要 採用第三年度目は、第一年度、第二年度から継続してレバノン政治とレバノン・ヒズブッラーの研究、ならびにパレスチナ/イスラエル政治とパレスチナ・ハマースの研究を行うと共に、これまでの研究成果を博士論文としてまとめる作業を行った。
レバノン研究、ならびにヒズブッラー研究に関して、本年度は、第一年度、第二年度において蓄積してきたデータや資料に基づいて、研究成果を発表すると共に博士論文の執筆を行った。結果、本年度もますますの質・量の成果を世に問えたと考えている。加えて、本年度も必要に応じて現地調査を行い、不足分のデータを補った。
パレスチナ/イスラエル研究、ならびにパレスチナ・ハマース研究に関しては、本年度も継続してダマスカスおよびベイルートを拠点として調査を行うと共に、研究成果の発表と博士論文の執筆を行った。パレスチナ/イスラエルをフィールドとする調査は、治安の関係上、本年度も困難であったが、それを補うことができる程度のデータと資料をダマスカス、ベイルートで収集することができた。
以上のような成果を、2010年6月のWOCMES III: The Third World Congress of Middle East Studiesや2011年1月のThe Third International Conference "New Horizons in Islamic Area Studies,"において発表したことで、一定の評価を得ると共に、今後の方向性に関して有益な視座を得ることもできた。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J08007