研究期間 |
2011/04/01
~
2014/03/31
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研究課題 |
パレスチナ人の越境移動をめぐる意識と動態の総合的アプローチによる研究 |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
日本学術振興会 |
研究種目名 |
若手研究(A) |
研究機関 |
東京外国語大学 |
研究者・共同研究者 |
錦田 愛子,濱中 新吾,髙岡 豊,溝渕 正季 |
概要 |
本研究ではパレスチナ人の移動に対する意識と動態について、量的調査(世論調査)と質的調査(聞き取り調査)の双方を用いて明らかにした。世論調査は初年度にパレスチナ自治区と東エルサレムで、二年目にレバノンで行ない、補足の聞き取り調査をそれぞれ次の年に行なった。調査の結果、現在のパレスチナ人は帰還の他にも実利的目的での移動を希望しているが、実際の移動は居住環境や保有する旅券の種類など、与えられた条件により左右されることが明らかにされた。またレバノンと自治区のパレスチナ人の間では、将来に期待するパレスチナ国家像に大きく違いがある点も指摘された。 |
PermalinkURL |
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23681052/23681052seika.pdf
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