研究期間 |
2014/04/01
~
2017/03/31
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研究課題 |
アラブ系移民/難民の越境移動をめぐる動態と意識:中東と欧州における比較研究 |
実施形態 |
科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 |
日本学術振興会 |
研究種目名 |
基盤研究(B) |
研究機関 |
東京外国語大学 |
研究者・共同研究者 |
錦田 愛子,高岡 豊,濱中 新吾,溝渕 正季,清水 謙 |
概要 |
本研究ではシリア、イラク、パレスチナ出身の移民および難民について、移動の動機や、移動先の選択、移動後の状況や意識の変化を、量的調査(世論調査)と質的調査(聞き取り調査)の双方により明らかにした。調査対象地域は、国家規模に対して相対的に多くの移民/難民を受け入れてきた、ヨルダンとスウェーデンである。調査の結果、ヨルダンは紛争から逃れるための安定した一次避難先として選ばれるが、就労許可等をめぐり不満もあることが分かった。スウェーデンは受け入れ後の国籍取得や言語教育など、滞在条件の良さが移民/難民の間で知られ、移動の誘因となっている。また大規模な移民街の存在が適応を容易にしていることが確認された。 |
PermalinkURL |
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26283003/26283003seika.pdf
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