言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 【論文】学位論文(博士) |
標題 | 「終わりなき「悩み」ーエチオピア・東ショア及びアルシ地方の参詣にみられる共同性」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一橋大学社会学研究科提出 |
巻・号・頁 | 1-151 |
概要 | 参詣路や参詣地で人びとが「悩み」を語り、見知らぬほかの参詣者がそれに祈祷する。こ のような光景はエチオピア東ショア及びアルシ地方で頻繁にみられるものであり、そこに は参詣特有の共同性が現出していると言える。では、なぜ人びとはこれらの参詣において 他所から来た見知らぬ参詣者の「悩み」に耳を傾けてその人のために祈るのだろうか。参 詣でみられるこのような祈祷の連鎖は参詣者にとってどのような意味を持つのだろうか。 本稿はこれらの問いを起点として当該地方周辺にみられる参詣の共同性がどのようなもの であるかを考察した。 |