発表年月日 | 2018/08/20 |
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発表テーマ | ジョサイア・コンドルの語る「科学的」視点: The Modern Travellerに関する一考察 |
会議名 | 「風景、觀的改變與地域 社會化」研討會 |
主催者 | 政大原住民族研究中心 |
開催地名 | 台湾國立政治大學 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 本発表は、19世紀前半に主に文芸批評家・雑誌編集者として活躍したイギリス知識人ジョサイア・コンドルJosiah Conderが編纂した旅行記The Modern Travellerにおける「科学的」とは何かについて論じる。日本では同名の孫が、鹿鳴館に代表される明治時代の日本における建築に大きく貢献した人物として知られている。その祖父にあたるコンドルは、当時蓄積されていた西洋旅行家による旅行記を、彼の言う「科学的」観点から迷信や偽りの記述を排除しつつ、全30巻に纏めた。本発表では特にアフリカを扱った巻を取り上げ、コンドルが何を根拠にアフリカの風景・文化・慣習に関する記述を信憑性が高いと判断したのかを考察する。 |