発表年月日 |
2021/11 |
発表テーマ |
「ポスト・コロナ」社会をとらえるこれからの社会科教育の構想―ICT・デジタル社会がもたらした社会変容とその課題を踏まえて― |
会議名 |
日本社会科教育学会第71回全国研究大会 |
主催者 |
日本社会科教育学会 |
開催地名 |
福島大学(オンライン開催) |
学会区分 |
全国学会 |
発表形式 |
シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 |
単独 |
開催期間 |
2021/11/27
~
2021/11/28
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概要 |
発表では、コロナ禍にある現代社会と教育的課題との関わりを、新たなテクノロジーと対峙してきた社会の姿を歴史的に紐解きながら論じた。「society 5.0」に向けた社会変容にあって、学習者は変容過程への主体的な関与が求められるとした上で、「ポストコロナ」社会を捉えるための学習内容を見直す手がかりとして「距離(感)」と「自己決定権」というキーワードを示した。多様な社会活動のオンライン移行が加速する現状において、社会科におけるテクノロジー利活用は、ツールとして学習者自身の判断を形づくる多角的な意見とその交流を創造する学習活動にとどまらず、社会変容をもたらす仕組みそのものとしての認識を深める学習機会を実現しうるとした。 |