言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 【その他】その他 |
標題 | 「教える」立場への第一歩 |
執筆形態 | 【単著】単著 |
掲載誌名 | 「武蔵野大学教職課程年報」 |
出版社・発行元 | 武蔵野大学教職課程 |
巻・号・頁 | (20),23-25 |
概要 | 本論は、1年次生対象の教職科目(「教職の意義等に関する科目」)である「教師論」の導入授業に関する実践報告である。実践では、グループワークを通して学生同士が「印象に残る教師」を語り合い、自らのめざす教師像を表しつつ、他者の示した異なる教師像もまた獲得していく。これら教師像の重なりを、単に自らの教師像としてだけではなく、他者や社会に求められる教師像としても捉え、豊かで多様な教師像獲得の第一歩とすることを期待するものである。同時に、学生が教師という職業を目指し「学ぶ」立場だけでなく「教える」立場へと自らを捉え直す第一歩であることを前提に、それら立場を併せ持つ「教師」の視点から、現在の学校教育を取り巻く諸課題に対する「複眼的思考」の必要性を伝えることを意図したものである。 |