| 言語種別 | 日本語 |
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| 発行・発表の年月 | 2013/03 |
| 形態種別 | 【論文】研究論文（大学，研究機関紀要） |
| 標題 | 教育史にみる「社会参画」に基づく授業構想 ―「いま」できることをみつめた初期社会科― |
| 執筆形態 | 【単著】単著 |
| 掲載誌名 | 「武蔵野大学教職課程年報」 |
| 出版社・発行元 | 武蔵野大学教職課程 |
| 巻・号・頁 | (20),2-18 |
| 概要 | 本論は、いわゆる「初期社会科」の教育実践及び授業構想の中に「社会参画」の理念を読み取り、これら構想と実践の特徴が示唆する現在の教育課題、特に社会参画学習のカリキュラム及び教育方法への示唆を抽出しようとするものである。社会科教育史に見えた「初期社会科」の姿は、時代的制約を受けながらも自らの生活する地域の将来構想を自らの手で探究しつくりあげようとする子どもと教師の姿であった。生活現実という「いま」への共感だけでなく、目にすることはできないが同時代に存在する「いま」への想像力があってこそ、「他者とともに」社会を創ることが切実な自覚となる。このような考察結果は、変わらず「いま」を見つめ続けている現在の社会科、そして「社会参画」に基づく実践が育成すべき資質である。 |