言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 1999/03 |
形態種別 | 【論文】研究論文(学術雑誌)<査読あり> |
査読 | 査読あり |
標題 | 明治30年代の外国史教育における「東洋史」の位置 ―齋藤斐章の「東洋史削除案」をてがかりに― |
執筆形態 | 【単著】単著 |
掲載誌名 | 「社会科教育研究」 |
出版社・発行元 | 日本社会科教育学会 |
巻・号・頁 | (81),1-11 |
概要 | 本論文は、明治30年代の外国史教育の現状と課題を一学科目「東洋史」から再検討し、戦前期を通じた外国史教育の変化の中に位置づけることを試みた。結論としては、当時代表的な歴史教育者であった齋藤により提唱された「東洋史削除案」が、外国史に関する教授内容の選択・排列に関する方策をめぐり打ち出された改善案の具現であり、かつ以後展開される「世界史構想」の端緒として指摘しうるものでもあることが確認された。 |