| 言語種別 | 日本語 |
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| 発行・発表の年月 | 2014/07 |
| 形態種別 | 【著書】単行本（一般書） |
| 標題 | 『武蔵野文化を学ぶ人のために』 |
| 執筆形態 | 【共著】分担執筆 |
| 出版社・発行元 | 世界思想社（京都） |
| 巻・号・頁 | 323-330 |
| 担当範囲 | 「『地名』としての『武蔵野』から学ぶもの」 |
| 著者・共著者 | 黒井千次、土屋忍、川村裕子、岩城賢太郎、漆原徹、今浜通隆、羽田昶、廣瀬裕之、藤井淑禎、五井信、山路敦史、宮川健郎、三田誠広、佐藤公、清水絢子、大部真梨恵、加賀美悠太 |
| 概要 | 本書は、郷土史や地域史を含みつつ、文化的事象として言語空間に描かれ形作られてきた「武蔵野」について、文学表象を中心に論じたものである。担当部分（「『地名』としての『武蔵野』から学ぶもの」）では、文学作品や歴史的舞台として描かれた「武蔵野」とは一体「どこ」を指すものとして、人々の間に形作られてきたのか。時間的・空間的に多様な入り口と広がりを持つ「武蔵野」のイメージを「地名」から捉えることで、我々自身の「いま」の生活や環境と密接なつながりを捉えることができる。空間を共にする人間が暮らすための基盤となる情報・記号が、時代を超えて過去の生活者の記憶を現在の我々に伝えているという「地名」の面白さを、「武蔵野」を事例に、現在の学校教育や生涯学習としての取り扱いばかりでなく、自らの生活する地域を豊かに捉え直す一材料として取り上げ論じた。 |