言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2012/02 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 臨床場面での使用を想定した反すうスタイル尺度の開発 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 認知療法研究 |
出版社・発行元 | 日本認知療法学会 |
巻・号・頁 | 5(1),94-106 |
著者・共著者 | ◎伊藤拓・伊藤絵美・那田華恵・中村菜々子・松永美希 |
概要 | ネガティブな反すうは抑うつを予測することが確認されてきた。しかし,ネガティブな反すう尺度(NRS)を臨床場面で用いる際には,いくつかの問題点がある。例えば,「嫌なこと」という用語が繰り返し用いられ,回答者の負担になりうること,反すうがコントロールできるかどうか,反すうの後の気分が改善するか悪化するかを測定できないことが挙げられる。本研究では,それらの問題点を改善した,臨床場面に適した新たな反すうスタイル尺度を開発した。2つの研究において,反すうスタイル尺度には妥当性と信頼性があることが示された。 |