ノムラ ノブタケ NOMURA Nobutake
野村 信威
所属 明治学院大学 心理学部 心理学科
職種 教授
発表年月日 2019/09/11
発表テーマ 過去を想起することと思い出を語ることの違い - 高齢者における回想の質と適応との関連について (22) -
会議名 日本心理学会第83回大会
開催地名 立命館大学 大阪いばらきキャンパス
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 野村信威 (明治学院大学心理学部)
概要 高齢者に過去を語るように促すことで様々な心理的効果を 導く対人援助手段である回想法 (Reminiscence Therapy) は,高齢者に関する様々な場面で広く実践されている。その 一方日常場面における頻繁な回想は抑うつをもたらす可能性 も指摘されている。こうした問題に対して野村 (2009, 2010) は「回想のモダリティ」という概念を提案し,日常場面で「ひとりで行われる過去の想起」である個人内回想と 「他者に過去を語る行為」である対人的回想を区別して測る尺度を作成してその意義を検討した。本研究では,web調査 により個人内および対人的回想の性差と世代差を検討する。