言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 情報処理における受け手の感情状態の効果-関連感情と無関連感情による処理方略の差異- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 平成13年度一橋大学大学院社会学研究科修士論文(未公刊) |
概要 | 対象から直接的に生じた感情(関連感情)が、処理対象である説得メッセージの精緻化に及ぼす影響に関して検討した。3つの実証研究により、ポジティブな関連感情は感情維持に動機づけられた処理続行方略を導き、ネガティブ関連感情は感情改善に動機づけられた処理停止方略を導くことが確認された。これらの結果は、これまでの社会心理学における感情(無関連感情)を用いた研究の知見とは異なるものであった。感情の源泉と処理内容との関連性を組み込んだ情報処理モデル構築の必要性に関して考察を行った。 |