言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 出来事の生起確率が認知的再解釈に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
巻・号・頁 | 9,32-38 |
著者・共著者 | 田中知恵・村田光二 |
概要 | 出来事の生起前に人が予期的再解釈に従事する条件、生起後に事後的再解釈に従事する条件について検討した。参加者は心理テストにおいて他者よりも良い点を取る確率が高い、もしくは低い、もしくは中程度と告げられた。高い確率を告げられた条件は、テスト結果を知らされる前に、そのテストの妥当性を高く評価した。その後、悪い結果を告げられた場合でも、妥当性の評価は低まらなかった。他方、確率が中程度と告げられた条件は、テスト結果に応じてテストの妥当性を評価した。認知的再解釈と受け手の感情状態との関係について考察された。 |