言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 1999/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 国民国家原理を越える共生の試み |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本平和学会学会誌『平和研究』 |
出版社・発行元 | 早稲田大学出版部 |
巻・号・頁 | (24),81-90 |
概要 | 国民国家は、形式的には公共性の普遍性を謳い、実質的にはこれを特殊性で担保するという二重基準を抱えている。しかし、このことは「共生」を目指す「公的領域における平等性と私的領域における多様性」というフランス共和制モデル自体の有効性を否定しない。「共和的であり、ムスリムである」と主張する移民新世代の「イスラムへの回帰」を、二重基準を明るみに出した上で、新たな普遍性、公共性を求めていく運動として考察した。 |