言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 死後事務委任の可能性―その有効性と委任の承継、解除権行使の基準について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治学院大学法科大学院ローレビュー |
巻・号・頁 | (18),31-46 |
概要 | 民法典における被相続人の意思の尊重と相続法秩序・遺言制度との調和点を模索し、法的安定性確保の観点から、解除権行使の可否は死後事務委任契約の内容ではなく、「実質的に遺留分を侵害、ないしはそのおそれがある」ことを基準に決すべきとの結論を導いた。そして、この基準を検証し、財産処分が認められるべきこと、「親なき後」問題に解釈論的に対応できる可能性を示し、債権法改正論議に関する提言を行った。 |