言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2012/08 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 死後の事務における故人の意思の尊重と相続法秩序 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治学院大学 法学研究 |
巻・号・頁 | (93),49-93 |
概要 | ドイツの委任法・相続法を比較の対象として、死後事務委任の法律関係を考察し、委任者の意思の尊重・他制度との衡量などから遺留分を侵害しない範囲で被相続人の財産処分の自由が認められていることを究明した。続いて、わが国における死後事務委任の有効性を基礎付け、相続人への解除権承継を肯定した上で、明確な解除権行使可否の基準を定立する必要性を論じた。なお、本稿をベースに日本私法学会第76回大会個別報告を行った。 |