言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2010/08 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 長崎年金二重課税訴訟 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 旬刊「速報税理」 |
出版社・発行元 | ぎょうせい |
巻・号・頁 | (2010年8月1日号) |
概要 | 本稿は、最高裁平成22年7月6日判決の判例評釈である。本件長崎年金二重課税訴訟は、年金受益権につき、相続税と所得税の二重課税が行われているとの納税者の主張に、第1審は納税者勝訴、控訴審は税務当局勝訴と判断がわかれていたが、最高裁は現行の課税実務を否認し、二重課税であると判示した。筆者も基本的には最高裁判決を支持するが、他の所得税における取扱いとの整合性の観点から、吟味が足りない点などを指摘し、さらに問題点を検討した論文である。 |