発表年月日 | 1994/03/30 |
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発表テーマ | 分裂病の集団精神療法:治療者の欠席の意味を巡る一考察 |
会議名 | 日本集団精神療法学会第13回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
発表者・共同発表者 | 口頭発表者:杉山恵理子,共同研究者:小谷英文,小沢良子,和田多佳子(杉山が事例分析を行い,共同して考察した上で,杉山が抄録原稿を執筆した) |
概要 | 統合失調症の集団精神療法において,治療者がセッションに欠席することのグループプロセスに対する影響を2つの事例展開過程の検討により吟味した.その結果,治療者の欠席はグループの原始的防衛を活性化させるが,同時に自律性を刺激すること,また欠席後に表出される攻撃性を治療者が適切に受け止めることでグループの安全感が増すことを見出した. |