発表年月日 | 1994/09/23 |
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発表テーマ | 分裂病の集団精神療法:初期過程の治療要因と技法 |
会議名 | 日本心理臨床学会第13回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
発表者・共同発表者 | 口頭発表者:杉山恵理子,共同研究者:小沢良子,小谷英文(杉山が事例分析を行い,共同して考察した上で,杉山が抄録原稿を執筆した) |
概要 | 統合失調症の集団精神療法について,特にその初期過程の安全感生起メカニズムを検討し,そのための技法を特定化するために,治療仮説を構成しこれに基づいて分析軸を定め,インシデント法による事例過程分析と治療者・患者に対する治療要因調査を行った.その結果,初期過程の安全感の体験を可能とする技法と治療要因を特定化した。また、回復過程毎の治療要因調査結果の違いから治療的体験の違いを論じた。 |