言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 1998/02 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 精神分裂病の集団心理療法(集団精神療法):初期過程の治療要因と技法 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 心理臨床学研究 |
巻・号・頁 | 15(6) |
著者・共著者 | 執筆者:杉山恵理子,小谷英文,小沢良子
(杉山が研究計画を立て,調査用具の作成,調査,分析,執筆を行った.小沢は事例の治療者として治療要因調査用具の作成を共同で行い,小谷は事例スーパーバイザーとして事例過程分析結果の吟味に加わった) |
概要 | 統合失調症に対する集団精神療法の初期過程における安全感の生起メカニズムを検討し,そのための技法を特定化するために,治療仮説を構成しインシデント法による事例過程分析と治療者・患者に対する治療要因調査を行った.その結果,初期過程の安全感の体験を可能とする技法と治療要因を特定化した。また、回復過程毎の治療要因調査結果の違いから統合失調症の病態の多様性を積極的に生かしたグループ設計の意義を論じた. |