サトウ マサハル SATO Masaharu
佐藤 正晴
所属 明治学院大学 社会学部 社会学科
職種 教授
発表年月日 1998/11
発表テーマ 戦時下日本の南方占領と新聞キャンペーン
会議名 メディア史研究会
開催地名 成城大学
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
概要 本発表ではアジア・太平洋戦争期の東京日日新聞社委託経営であった『マニラ』および『セレベス』各日本語新聞の紙面を主な分析対象とし、南方占領地の日本語新聞の新聞キャンペーン機能に注目しながら、日本語新聞が戦況の進展にいかに対応し、現地住民や在外邦人にいかなる影響を及ぼしたかを、日本軍政下の宣伝政策にそってあきらかにした。『マニラ』『セレベス』といった占領地の日本語新聞の新聞キャンペーンは、あくまで日本の国家意志である「大東亜共栄圏」の理念を強引に現地住民に注入することをその目的としていた。