発表年月日 |
2023/09/16 |
発表テーマ |
離婚・再婚と子どもの権利―ステップファミリー研究から見た日本社会の課題 |
会議名 |
東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト「家族・カップル・個人の日仏比較研究」公開講演会 |
主催者 |
東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト「家族・カップル・個人の日仏比較研究」 |
開催地名 |
東京/東洋大学 |
学会区分 |
研究会・シンポジウム等 |
発表形式 |
口頭(招待・特別) |
単独共同区分 |
単独 |
招待講演フラグ |
招待講演 |
国名 |
日本 |
開催期間 |
2023/09/16
~
2023/09/16
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発表者・共同発表者 |
野沢慎司 |
概要 |
日本は、親の離婚に際して、子どもは2人の親権者の半分を必ず喪失しなければならない単独親権制度を明治以降長年にわたり維持している。世界的には20世紀末頃から離婚後も共同親権を原則とし、親子関係(親の責任)の継続を支援する制度へと改革を進めている国が多いが、日本国内では制度変更を求める声と現行制度維持を支持する声とがあり、制度改革は進まない。日本国内の議論に「子どもの権利」の視点は弱く、両親の婚姻関係によって親子関係が差別化される制度の改革という問題意識も日本では微弱である。それはなぜなのだろう。 |