言語種別 | 日本語 |
---|---|
発行・発表の年月 | 2012/12 |
形態種別 | その他 |
標題 | 判例研究 東京高判平22・11・25判時2107・116(民事)
ーー費用賠償請求権の視点から見たプリンスホテル日教組大会事件ーー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治学院大学法科大学院 ローレビュー |
出版社・発行元 | 明治学院大学法科大学院 |
巻・号・頁 | (17),61-72 |
概要 | プリンスホテル日教組大会事件の東京高判(確定)を、日本になくドイツにある費用損害賠償請求権の視点から、債務不履行の結果として生じた損害ばかりでなく無駄になった費用の賠償を認める可能性を示した。この判例研究は、モデルとしてドイツで2002年に導入された費用賠償請求権を使ったため、この請求権と既存の損害賠償請求権との関係調整についてドイツの判例・学説を紹介した。費用賠償請求権と損害賠償請求権との理論的把握の契機となる本事件の原審判決を高く評価した。 |
ISSNコード | 1349-4376 |