言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 銀行間の信用照会により得られた誤情報に基づく責任――日本とドイツの裁判例を中心に―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治学院論叢『法学研究』 |
巻・号・頁 | (69),1-62 |
概要 | 情報提供者の責任の一つの領域をなす銀行情報が誤っていた場合の責任について、同種の事案を探し、日独の比較を試みた。情報提供者の責任を認めるかのように、今まで紹介されていたドイツ法であるが、この分野では、結論的には、日本と変わらないことが認められた。問題は、顧客についての銀行情報が、信用照会制度により、銀行間では事由に流通してしまっていることであり、この点については日独で大きな相違があり、銀行の守秘義務を違反しないように工夫するドイツ法が参考にされるべきである。 |