言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 【MISC】速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
標題 | 日本民法761条との比較におけるドイツ民法の1357条 ―消費者契約への適用の問題を中心に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治学院大学法律科学研究所年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治学院大学法律科学研究所 |
巻・号・頁 | (33),181-193 |
著者・共著者 | 福田清明 |
概要 | ドイツ民法1357条は、日本民法761条の日常家事連帯債務の規定に対応している。もっとも、その効果として日本民法は、契約をしなかった他方配偶者が契約上の債務を連帯して負うだけであるが、ドイツ民法は、他方配偶者のなした契約に基づく権利を得かつ義務を負う。ドイツ民法1357条の全般的説明を含むが、本稿の中心は、消費者についての保護規定が用意されている消費者契約を一方配偶者が締結した場合、他方配偶者は、消費者法の保護を受けるか否かである。諸説が唱えれている状況を説明した。 |