言語種別 | 日本語 |
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発行・発表の年月 | 2020/03/25 |
形態種別 | 【論文】研究論文(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生の体力と生活習慣との関係 |
執筆形態 | 【共著】共著 |
掲載誌名 | 明治学院大学 教養教育センター紀要 カルチュール |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治学院大学教養教育センター |
巻・号・頁 | 14(1),49-55 |
担当範囲 | データ分析 |
著者・共著者 | 杉崎範英、諏訪間恵美、榎本翔太、森田恭光、黒川貞生、亀ヶ谷純一、坂本慶子 |
概要 | 本研究は、生活習慣と体力レベルの関係を明らかにするため、大学生1440名(男性665名、女性775名)を対象に、運動実施の有無、3食摂取の有無、6時間以上の睡眠の有無について、大学生の実態を明らかにするとともに、各種体力要素との関係を調べることを目的とした。
体力は、男女とも全国平均値と同程度であった。男子が筋機能全般に優れていた。柔軟性は、女性が優れていた。筋機能の男女差は、生物学的以外に運動習慣の影響もあり、筋機能向上における運動習慣の重要性を示唆するものであった。重回帰分析の結果、男女ともにいずれかの年代でのスポーツ活動が説明変数として選択され、スポーツ活動の有無が、ほぼすべての体力要素に対して影響をもつことを示唆している。多くの項目において高校生時のスポーツ活動の有無が第1の説明変数として選択され、高校時のスポーツ活動の影響が残っていた。食習慣は、男性の反復横跳びと最大酸素摂取量の予測式において説明変数として選択された。体力要素の中でも運動を継続する能力には、食習慣が大きな影響を持つ可能性があることが判明した。 |
ISSNコード | 1881-8099 |